最近では、キーを出さなくても近くに持ってるだけでエンジンのON/OFFが出来たり、ドアのアウターハンドルに付いているボタンを押すだけでドアロック出来たりと、各メーカーによって呼び方は異なりますが、非常に便利なスマートキー(※HONDAの場合)の装備が主流となっています。
ちなみに、各メーカーの呼び名は、
トヨタはスマートエントリー&スタートシステム
日産はインテリジェントキーシステム
ホンダはスマートキーシステム
各メーカーで呼び名は違うようですが、機能はほぼ同様なものです。
新車で購入したときは何も問題ないですが、スマートキーは電池が内蔵されていますので、使っているうちに電池が消耗してしまいます。
その為、キーの電池交換が必要になります。
私は実際にディーラーで働いていたことがあるのですが、電池交換でなんと!
電池代+工賃で1500円も取っていました。
電池なんて数百円で購入可能ですので、工賃で1000円以上かかっている計算になりますね。
電池交換なんて自分でも簡単に出来てしまいますので、誰でも出来るように交換方法をご紹介させていただきます。
目次
スマートキーの電池の寿命は?
スマートキーの電池の寿命ですが、私の個人体験でいうと約2~3年ではないでしょうか?使用頻度や環境によって異なると思いますが、おおよそそれぐらいになると思います。
スマートキーの電池の交換時期はどうやって知る?
電池がなくなりかけると、ほとんどの車種で、メーターへインフォメーションランプが付き、「キーの電池の残量が少なくなっています」などのお知らせがあると思います。そういった場合は迷わず電池交換をしましょう。
スマートキーの電池が無くなるとどうなる?
電池がなくなると、リモコン機能が利かなくなります。エンジンが始動しない、遠隔でドアロックのON/OFFが出来ないなど・・・非常に不便です。
スマートキーの電池が無くなった時の対処は?
エンジンが始動しない、遠隔でドアの施錠が出来ないなど、どうしよう?と困ったこともあるかもしれませんが、安心して下さい。遠隔機能が利かないだけで、エンジンを始動させたり、ドアロック施錠はできますので、対処方法を紹介します。
電池がなくなった場合や、電子機能が故障した場合は、スマート機能が利きませんので、各社必ず万が一の時のためのキーが格納されてます。
キーの取り出し方法
ロック解除レバーがあるので、爪で押してキーを引き抜きます。引き抜いた機械式のキーを使用すれば、問題なくエンジン始動やドアロック施錠が可能です。
電池の交換方法は?
キーを取り出す
まずは、上記で説明したように、ロック解除レバーを爪で押してキーを引き抜きます。
スマートキーを分解する
まず10円玉を用意して下さい。写真のように、溝に挟むように10円玉を入れて、10円玉を半時計回りに回転させます。すると簡単に分解が可能です。
今回の写真は、HONDA車の場合ですが、他のメーカーでも構造は似ていますので、心配ありません。
電池交換をする
今回紹介の写真(HONDAの普通車)の場合は、ボタン電池:CR2032 です。新品ともともと入っていたものと交換し、分解と逆手順でスマートキーを修復すれば完了です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?皆様電池交換ってこんなに簡単に出来るんだと思われた方も多いと思います。特に工具を必要とせず、ディーラーへ持っていくと多額の工賃がとられます。本記事を参考にしていただき、工賃の節約に貢献出来たら幸いです。
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